今回は、動画をみながら
バルセロナのネイマールをみて
ドリブルで相手を抜くコツ学びます。

1.まずは例によって左FWのネイマールは走りだします。

先に走り出しながら、ドリブルをするまえにボールをよびこみます。

1.ボールをもらうための走り出しを斜めにしている

2.じつはこのプレーの前に同じような場面で一度ネイマールは縦にドリブルで抜いています。

ネイマールの縦への抜け出し


この1回縦へのドリブルを相手にみせているということが、
じつは重要なカギとなっています。




相手DFにとって、一度縦にドリブルで抜かれているということは、
とても、重要な事実なのです。

3.ボールにタッチする直前、スピードをあげます。

バルセロナ・ネイマール選手は、
ボールをさわってドリブルに入る直前に、
かなりスピードアップして
すこし前にプレーしたように
縦への抜け出しを相手DFに想像させています。



なので、相手DFは
完全に縦へのドリブルによる
抜け出しを警戒しています。

2.次にボールをもらうときには、右足をつかって、切り返しを予測させている

4.ところが、ボールをさわる瞬間にやわらかいボールタッチで、スピードダウン

このように完全に、相手DFも縦へドリブル突破をはかると
おもっていたところ、
このバルセロナ・ネイマール選手は、
ボールをタッチする瞬間に、スピードダウンし、
かつ柔らかいボールタッチで
切り替えします。


縦を予想していた相手DFは
完全に裏をかかれて
バランスをくずしてしまいます。

3.相手DFは先に、切り返しのフェイントでたてをイカれているので、今回もたてを意識しすぎて、とまれずころんでしまう。

5.これがドリブルしている過程で勝手に相手がどくパターン

これが、まさに
相手がどく、ドリブルパターンです。


4.相手がかってにどいてしまう、典型的なパターン

6.ドリブルのまとめ

ドリブルというと、
つい、足から離れない微妙なボールタッチが必要とか、
相手の重心をうごかして、相手の逆をつくことが必要とか
考えてしまいます。




ときには、もっとフェイントの種類をおぼえて
キレのあるフェイントをおりこんだドリブルを練習しなければと
思うことも多いと思います。


しかし、現実のサッカーでいくと、
そんなことより、今回のように、
相手との心理的な駆け引きも重要なのです。



相手との身体能力の差がちぢまってくると、
こうした相手との駆け引きが重要になってきます。
そのことを頭におきながら、
今回の動画をあらためてみてみましょう。

ひとつめのネイマール選手のぬけだしが
0分53秒あたりからで、
2回目のぬけだしが、2分06秒あたりからです。


<参考>こうしたドリブルのちょっとしたポイントは、
JSC千葉の川島コーチのDVDで学んでいます。

>>
JSC千葉ドリブル塾のでポイントを学ぶ

 










FW編

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