【外す】サッカー マークの外し方を元名古屋監督・風間氏の指導に学ぶ 

『 ヤーヤーヤー 』
そんな掛け声とともにやっていたクーバー先生による
クーバートレーニング


このクーバートレーニングで
上達した技術を子供のサッカーの試合の中で
いつ使うんでしょうか?


という話を前回、前々回としました。


それは、ボールを
【とめた】あとであり、
それは、
【受ける】タイミングをよくみて
という話をしました。



さぁここで今回も
問題です。

『試合のなかで、簡単に受けることができるしょうか?』

とくに、前回は、3,4年生のレベルでは、
受けるタイミングさえ
上達すれば、ボールをうまいタイミングで
うけることができ、
ボールに関わることが沢山できる
・・・
つまり、クーバートレーニングで練習した技術を
発揮する場があると述べました。

しかし、昨今のサッカーでは
子供のレベルとはいえ
かなりプレッシャーが厳しくなってきています。

こういうサッカーにおいては、
ボールを受けた瞬間に
プレッシャーをうけてしまうことが
よくあります。

その結果、うまくボールを扱えず
相手にボールを渡してしまうということがあります。

これを避けるには
ボールを受ける前の
【外す】動きが重要になります。

しっかり
【とめる】ことができて、

うまいタイミングで
【受ける】ことができていたら

あとは、相手との距離を
つくるために
【外す】動きをおぼえましょう。

クーバートレーニングにより、
鍛えたサッカーにおける技術が
あれば、この
【外す】動きによりできた
相手との距離だけで・・・

これはおそらく2M程度かもしれませんが、

その程度あれば、
しっかりとめて、
次のプレーをおこなうことが
十分にできます。

クーバートレーニングをやったのに
サッカーの試合ではいまいちうまくいかない。。。

そんな、高学年の子供には、
是非、もう一歩すすんで
【外す】動きを学んで欲しいと
思います。

・・・・・

勉強でもそうですが、
テストで点を取れなかったときに、
『あ~点がとれなかった。。。』
で終わってしまう人は普通の人です。

ここで、
なぜ、取れなかったのだろう?

次に点をとるにはどうしたら
いいだろう?

そういうことを考える子供たちが、
最終的にのびてきます。

つまりテストであれば点を取るようになってきます。

・・・・・

私が、5年間
サッカーにはげむ子供たちをみていて
思ってきたのは、
サッカーにおいても勉強と一緒であるということです。

なぜ?
どうやったら、できるようになるか?

そういった疑問を持つことです。

そして、
できないことを他人のせい、何かの教材のせいにするのではなく、
できないことは、自分に理由があるはずだ!
として、できないことを真摯に受け止め
自分の技術改善に励む、、、
そんな子供が技術的に伸びてきます。

この【外す】という技術は
言葉として、記載してしまうと、
【受ける】といっしょで、
たったの3文字になってしまいます。

ところが、名古屋グランパス監督、
風間八宏監督が作成した
DVDをみてみると、
【外す】には、どういったタイミングで、どのように行えばよいか
よくわかってきます。

【外す】
その3文字の技術を実際に わ・か・る ためには、
実際に風間氏のDVDで映像をみてみることをお薦めします。

なぜか、この外すは
シリーズ2番目の
【運ぶ】
の後半にあります。

風間八宏 FOOTBALL CLINIC Vol.2 [DVD]

この風間監督の指導で

『あ~この程度、外すことができれば
 次のプレーが楽になるんだ。。。』

ということがわかればよいと思います。

この部分を
クーバートレーニングで
行き詰ってしまった人は、
【とめる】、【受ける】
に続いて学んで欲しいと思います。