重心移動の意識でかえる子供のサッカードリブル・フェイント上達法

サッカー重心移動の意識で変える!ドリブル・フェイント上達練習法|鬼木コーチ

重心移動の練習で子供が変わる

最近では土日が休みも当たり前となり、週末ともなると自分の子供さんとのサッカー練習にあけくれたり、もしくは試合で遠征にいったりといった週末を過ごされていると思います。

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さて、本日はそんな感じで週末に一生懸命練習をがんばっているけど、


うまくリフティングできていない子供さんや、


上手い子供さんにくらべると、なぜだか、ギクシャクしたようなドリブルになってしまっている子供さんに焦点をあてます。


そして、それがちょっとした重心移動を意識したり足を動かす方法を少し変える意識をもつことでプレーが変わっていくことをお伝えしようと思います。


さて、さっそくまずは自分の子供さんが、まわりのうまい子供さんと同じように、


『ポーン、ポーン、ポーン』とうまくリフティングをしたり、


『スルーーー』っと、滑らかに、スラロームのドリブルをしたりといったことができるようになるサッカーのヒントをチェックします。


ちょっとしたヒントで、子供さんが、サッカーの上達を感じながら、週末をたのしく終えることができるといいですね。


大人でも、サッカーをずっとしてきた人なら、【なるほど!】と思う部分もあるとおもいます。


ぜひ、この週末に自分の子供のため、もしくはチームの子供さんのためにサッカーの上達に関して、何かプラスになることをしたいとおもっているお父さん、お母さんは参考にしてほしいとおもいます。

うまくリフティングできないのは才能なのか?

子供のサッカーというと、どの程度サッカー上達やサッカーの能力に関係があるのかが議論が分かれるところですが、かならず、リフティング練習があげられます。

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そして、かならずうまく、出来る子供グループとそうでないグループにわかれます。


この差はなんなのでしょう?


生まれつきの才能なのでしょうか?


わたしはそうでないとおもいます。なぜなら、子供たちのおとうさんたちと
サッカーをする機会がよくあるのですが、子供はとーーーっても上手で、


『この子は才能のかたまりだ!!』



なんて、思う子供のおとうさんが、とーーーっても、サッカーはダメ!!(失礼^^)なんてことが、何度もあったからです。


そうなんです。

親が、『サッカーは、からきしダメ!』であっても、子供はとてもサッカーが上手!!なんてことは、わたしの実体験上、たくさんあるのです。


なので、わたしは、リフティングがうまくできないのは、才能のせいとはおもいませんし、お父さん、お母さんにも、そう思ってほしくないと思っています。

【動画】リフティングで気をつけたいポイント

では、さっそく、最近、サッカーに関する動画を探していてユーチューブの動画でみつけた、リフティングのヒントです。


内容をみていくと、重心を移動するということにポイントを置いていることがわかります。



動画のなかでは、ボールを自分のドーナツといわれる脚が簡単に届く範囲で扱えるように、常にカラダを移動するということが、一つのポイントであるということを動画のなかで述べられています。


また、初心者むけに【エアーリフティング】をおすすめしているのは、けっこう真新しい練習方法で、とくに初心者にはたのしくやれる練習方法だとおもいます。

この動画に出演されている鬼木祐輔さんによるエアーリフティングのコツを
みていて、リフティングがうまくいかない子どもたちは、たしかに、カラダが、ボールと離れてしまっていることが多いと再認識しました。



そして、そのことが、実は、サッカーの試合において、とても役立つことだということにもやってみると気づけます。


サッカーの試合中は、ボールが50cmくらいずれてパスがくることは日常茶飯事です。


そうしたときに、【サッ】と、重心を移動して、つまり身体を動かしてたとえば右足でつねにボールをさわることができれば、右利きの人にとってみれば、プレーのスピードがおそらく最低でも、0.5秒はかわります。


この0.5秒というのは距離にして、3m程度です。


サッカーというのは、時間が重要であり、時間が持てる選手はプレーの選択肢も増え、結果的にいいプレーが多くできます。


ということで、たかだかリフティングの練習のポイントなのですが、【重心を移動し、つまり身体をボールにあわせて動かしながら常に自分のドーナツといわれる範囲内でボールをさわるという意識】はとても重要であり、またそれを意識しただけでサッカーがぐっと変わります。

サッカーに重要な重心移動を説明する鬼木祐輔さん

さて、上記にでてきた動画がなかなか面白いのですが、ここにでてくるコーチは、あとで説明する鬼木祐輔さんという、


【重心移動だけでサッカーは10倍上手くなる】


という著書を書いている方なのです。


鬼木さんは、サッカーでも強豪がひしめく神奈川県のご出身で、現在は関西を中心に全国で活動されています。


鬼木祐輔さんの考え方では、自分のカラダを思うように動かすことが重要であるといっています。


そして、それには、練習の質も重要であるともおっしゃっています。

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上記で紹介した【重心移動だけでサッカーは10倍上手くなる】という本では、【シュッ】とか【ニョキ】という独特のことばで、こうした体の動かし方を説明してい面白いのですが、こうして動画をみるとよくわかります。


いつもと、練習の内容をかえてみてなおかつ、【重心】ということに注意するポイントをおくことで、体の動かし方も変えることができ、ひいては、サッカーが上達します。

さてつぎは、ドリブル。ドリブルも才能?

さて、つぎは、ドリブルです。



ドリブルも、子供さんによっては、はじめから、上手く出来る子供さんもいて、なんだか、これこそ、才能か?? と思うようなこともあるのですが、このドリブルも、才能ではなく、練習が重要だというのが、わたしの考えです。


多くのひとが、ドリブルというと、コーンをたてたスラロームのドリブル練習などを思い浮かべるとおもいますが、それは、まちがっていません。


ただ、必要なのは、どのように、やるか?・・・です。


普通に、ドリブル練習を無意識に、やっていても、無意識に、うまい選手の真似をできてしまっている子供たちとの差はうまりません。


ちょっとした練習のポイントを意識しましょう。


リフティングとおなじく、ドリブルでも、なかなかよいヒントとなる動画がありましたので、チェックしてみましょう。

このサッカー動画でまなんでほしいのは、ドリブルする際でも、体も、ボールがうごいたら、それにあわせて重心を移動するということです。


このポイントを意識するだけで、けっこう、ドリブルがスムーズになります。
下記のドリブル練習動画をわたし自信もやってみたのですが、体をボールといっしょに移動する、つまり、重心を移動することを意識するだけで、かなり、試合中の動きも速く、かつ、かるくなりました。


そして、サッカーの試合において、人を簡単にかわせるという経験もしました。

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人って、一回癖をつけてしまうとなかなかなおすことが難しくなります。


逆にそれが良い癖であれば、ずっと一生涯、意識することもなくふつうにいいプレーができるようになります。


小学生のとくに、4年生から、6年生のゴールデンエイジと言われる時代に、正しい、質の高い練習をして、サッカーの正しい癖をつけましょう。


そのことで、サッカーは間違いなく上達することができます。


下記のようなすこし細かくマーカーをおいたマーカードリブルが私のおすすめです。この細かいマーカードリブルを練習することで、重心移動のコツもつかめますし、ドリブルのタッチも磨けます。

重心移動の大切さがわかる|指一本で立ち上がれない【動画】

サッカーで重心移動が重要というのは、なんとなく分かってはきたのですが、なかなか、そのことを子どもたちに伝えるのは難しいものがあります。


しかし、重心に関して、わかりやすく一回で『なるほど!』とおもわせてくれる動画がありました。


『人間は、いすにすわったときに、おでこを指でおさえられると重心を移動できなくなるので立つことができなくなる』


という、動画です。重心移動ができなくなるだけで、椅子からたつことすらできなくなるのです。


サッカーでいうと、ドリブルしているときに、ひとりをなんとか、かわせたとしても、重心もボールとともに、移動していなければ、次のプレーをできないということと、同じです。


さて、さっそく、椅子からたてない動画を見てみましょう。

3人目の方は、力もつよく、頭をうごかすことができて重心を移動することができてしまったために立ち上がることが可能でした。


しかしやはり、頭を動かして重心を移動することができなかったとしたら、立ち上がることは不可能であったでしょう。


というわけで、重心をうまく移動できるかいなかで、かなり、プレーもかわってきます。


マーカードリブルの練習などをとおして、重心移動を意識したいものです。

重心移動|リフティングとドリブルに共通の考え方

さて、今回は、子供のリフティングとドリブルに注目しましたが、その根底に流れるポイントが何度か説明したとおり【重心移動】です。


これは、鬼木祐輔さんという方の【重心移動でサッカーが10倍上手くなる】という下記の本でわたしが、まなんだことです。

重心移動だけでサッカーは10倍上手くなる



この重心移動の考え方は、サッカーにおける、攻守のきりかえの早さにも使える考え方です。



足をふんばって、逆足に重心を残したまま攻守の切り替えをするのか?


それとも、移動したい側の足の力をぬいて、移動したい側の足に重心をまず移動して、移動したい側へと攻守の切り替えをするのか?


このちょっとした違いが、試合における体力の消耗にも大きくかかわってきます。

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現代のサッカーでは、わたしがオランダサッカー協会の方の講習会で学んだときにも、【攻守の切り替え】が重要だと学びました。


そして、こどもたちの試合を観るポイントとしても、ボールを奪ったとき、そして、奪われたときの攻守の切り替えにポイントをおいて、観るといいと教わりました。


なるほど、よく考えると、プロのサッカーならいざしらず、子どもたちのサッカーにおいては、少なくとも、15秒に一回くらいは攻守が切り替わります。


つまり、20分ハーフの試合だとすると、攻守の切り替えは1分間に4回。



20分で、80回。前後半あわせて、160回の攻守の切り替えが発生することになります。



この160回も発生する攻守の切り替えを他の人よりもうまい、重心移動のやり方で、速く、しかも体力をより消耗しないようなやり方で、出来ることができたら、大きな差になります。


子供のサッカー上達の根本的な部分での考え方である、【重心移動】ですが、
じつは、サッカーと言うスポーツにおいて、結果を大きくかえることのできる可能性をもったのが、【重心移動】という考え方です。


上記の本は、DVDがついていなく、DVDがついていたらよかったと思っていたのですが、なんと、最近、DVDが発売されてました。


その一部が上記の動画でした。参考にしてみるとよいと思います。

・相手ボールをとるときに、脚だけ出している人

・クリスティアーノロナウドのドリブルがとても姿勢がいいと気づいている人

そんなひとには、【重心移動】がサッカー上達のための良いヒントとなる可能性があります。

↓↓もっと重心移動のサッカー動画をみる?↓↓

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