右足センタリングを学ぶ【動画】:天皇杯、鹿島アントラーズ8番土井聖真選手
■右足センタリング
今回は、天皇杯の準決勝、横浜Fマリノス対鹿島アントラーズの
試合から、鹿島アントラーズ8番の土居 聖真選手の右足センタリングに注目です。
詳しくは、動画をみてほしいのですが、
ポイントは、『 走り出すタイミング 』です。
センタリングを上げる前の走り出しのタイミング。
動画でみると、味方がセンターサークルをすこし超えたところで
ボールをもったときに、すでに鹿島アントラーズの
8番土井聖真選手は走り始めています。
■注目すべき右足センタリング動画
さっそくですが、今回の動画です。
今回みてほしいのは、鹿島アントラーズの追加点となった
34番鈴木優磨選手の得点につながったセンタリングです。
直前の状況をみると下記の写真のとおり
味方がセンターサークルでもったときに
すでに鹿島アントラーズ8番土井聖真選手がスタートをきっています。
さて、鹿島アントラーズ8番の土井聖真選手の
すばらしい、右足センタリングまでの一連の動画をみてみましょう。
よくみると、センタリングの直前でのボールを受けた位置では、選択肢が2つありました。
2つの選択肢とは、
①センタリング
②シュート
の2つです。この状況で、より確率の高い選択肢を判断して
選んだというところも、見習いたいものです。
キーパーがセンタリングを予想しているときに、直接シュートをするという
選択肢をえらぶこともよくあるパターンです。
頭に入れておきたいところです。
■右足センタリングのまとめ
今回の右足のセンタリングに着目しましたが、
ポイントは2つです。
1,相手より先にうごきだす。
2,2つの選択肢を持って判断。
そして、今回みておきたい『 子供サッカー.comポイント 』は、
鹿島アントラーズ8番土井聖真選手の走るコースです。
下記の一連の走るコースの画像をみてください。
ほぼ一直線に走っています。
そのおかげでパスコースを生み出しています。
もしこのとき、鹿島アントラーズ土井聖真選手が、
下記の赤いラインで走っていたらスルーパスは
コースがなく、ほぼ間違いなく、だされていません。
この走るコースが、今回の右足センタリングの隠れたポイントでした。
こうしたポイントを意識すると、走ってもボールがでてこない
といったことも減ります。
いつも走っているのにボールがでてこない
と思う人は、走るコース取りも意識したいところです。
そして、小学生くらいだと、とにかく
がむしゃらに走ることがおおいので
たまにこういったこともヒントとして伝えたいものです。