FW右足のとめ方を学ぶ【動画】:天皇杯、川崎フロンターレ13番大久保嘉人選手
■FW中盤での右足とめ方
今回は、川崎フロンターレの13番FWの
大久保嘉人選手の天皇杯鹿島アントラーズ戦での右足でのとめ方に注目です。
詳しくは、動画をみてほしいのですが、
ポイントが2つあります。
ひとつは、右足でのとめる方向です。
ふたつめは、右足でとめたあとの体の向きです。
■FW中盤での右足とめ方動画
さっそくですが、今回の動画です。
今回みてほしいのは、川崎フロンターレの前半で、
大久保嘉人選手のボールを止める場面です。
動画で9秒付近からです。
FWの選手ということもあり、
はじめの右足でのトラップは、
自陣方向にトラップしています。
実際には、うしろからの
プレッシャーを感じたので、
自陣方向にトラップしたのかもしれません。
このひとつめの右足トラップのあと、
川崎フロンターレ大久保嘉人選手は、
体をすぐさま入れ替え、
ボールに対して、あらゆることができる体勢に
入れ替えます。
相手が来てないことを確認したのか、
もしくは、相手が来ていたとしても、
自陣方向にトラップしたことで、
相手との距離をとれたので、
すぐさま体の向きを入れ替えたと思われます。
この体制は、まさに、
ロングパスもできるし、
ミドルパスもできる。
そして、ドリブルもできます。
そして、このときの川崎フロンターレ
大久保嘉人選手の判断は、走り出した味方選手への
ロングパスでした。
あらためて、
9秒付近をみてみましょう。
■FW中盤での右足とめ方のまとめ
今回のFW中盤での右足のとめ方に着目しましたが、
ポイントは2つです。
1,FWの中盤での止める方向。
2,止めたあとの体の向き。
そして、今回みておきたい『 子供サッカー.comポイント 』は、
大久保嘉人選手の一連の動作における右足の位置です。
下記の一連の動作の画像をみてください。
右足トラップのあとほとんど右足とボールが
離れていないことがわかります。
1,自陣方向へ右足トラップ
2,すぐさま右足をボールのちかくによせる
3,右足をボールのうえにのせる
4,右足をボールから離さないまま、前を向く。
このように、足とボールが離れるときがないと、
DFとしては、ボールをとりにいけないんです。
この足とボールの距離が、今回のボールのとめ方の隠れたポイントでした。
こうしたポイントを意識すると、同じような場面で
相手DFにボールをとられることなく、次のプレーをできるようになります。