サッカー練習法のひとつ
ジンガB!!
初心者、中級者、上級者
それぞれの段階のためにいろいろなサッカー練習法・メニューがあります。
今回は、幼児、小学生低学年を中心とした初心者向けのサッカー練習法のひとつ『ジンガB』を紹介します。
こどもたちの上達のために、親御さんとしても知識としてしっておきたいサッカーテクニックの練習法・ノウハウ情報のひとつです。
今回のサッカー練習のポイント
1.☆ジンガB練習法
さて、ジンガという土屋さんの教える注目のジンガサッカー練習法を前回に引き続き、秘密特訓として子供と練習してみました。
このジンガBというのは、土屋さんの教えるジンガ練習法の中で、ジンガA練習法の次にくるジンガBサッカー練習法です。
ジンガ練習法ってなに?という人もいると思います。
ジンガっていうのは、前回もお話しましたが上半身を揺さぶる動きとステップを織り交ぜた土屋さんの開発した練習法のことです。
一般的な、両足をつかって練習するボールマスタリー練習法やターン練習法・ステップ練習法などとおなじく、ひとりでも自主的にできるサッカー選手としての基礎土台を築くことの できるサッカー練習法です。
2.サッカー練習法としてのジンガ練習法の重要性
育成段階の子供たちにとって、クラブの下部組織や、クラブチームでは、あまり練習時間をとってもらえない、こうした特別な練習は秘密特訓練習!などとして、親子ともども練習すると、子供のやる気も伸びてきます。
また、将来、メッシや、クリスティアーノロナウドのようプロサッカー選手として もしくは、高校選手権の決勝でいまは建設中ですが、国立競技場でスピードのあるエースストライカーとして、もしくは、決定力のあるフォワードとして活躍したいでしょうか?
それとも、足元の技術に長けたミッドフィルダー、スピードがあって、そして、攻撃でも活躍のできる長友選手のような世界的ディフェンダーもしくは、井手口選手のようなボランチ、または、大迫選手のようなトップ??で活躍したい???
いろいろ目標・目的はあるとおもいますが、どのポジションをこなすにしても、基礎土台となる技術は重要です。
分野は違いますが、ノーベル賞受賞の福井謙一さんが、『応用をやるなら基礎をやれ』とおっしゃってました。
これって、たぶん、どんな分野にも言える普遍の定理です。
そして、間違えてはいけないのが、基礎とは、簡単なこと、というわけではなく、どんなことにも通じるおおもとの技術などをさすのです。
3.サッカー練習法としてジンガのオススメ練習法!!
話がそれてしまいましたが、今回紹介している土屋さんのサッカージンガ練習法というのは、なかなか、部屋で動画をみて、覚えておくことも難しいものです。
ということで、私達親子は、外でコンセントのある車庫の近くにポータブルDVDプレーヤーとサッカーボールをもっていき(リフティング王土屋健二の)サッカー リフティング&ジンガバイブルのDVDをみながら、この本の最後のほうにでてくる、ジンガBサッカー練習法を子供とサッカーの練習法の一環として練習してみました。
ジンガAにくらべると、すこし子供にとっても難しいようで、あまりスムーズにはいきませんでしたが、最初はこのくらいで十分です。
秘密特訓なのですが、こどもに、ユニフォームをきさせてサッカーシューズもはき、しっかりとした格好で練習すると、なかなか子供って集中するものです。
まずは、形からはいることも重要です。
サッカーの練習において、子供がその気になるのであれば、方法はいろいろあります。
4.☆ジンガBの練習法2つのコツ
さて、この難易度が若干たかい、ジンガBの練習法のコツですが、つぎの点が重要です。
1.まずは、サッカーボールをロールする際の足の上げる高さ。
⇒私のイメージでは、なるべく低いイメージです。
2.次に逆足のチョンのあとの逆ロール。
⇒この逆ロールがおわるまで、サッカーボールから、なるべく足をはなさないことが、上手く見えるコツです。
この練習法も右足、左足と数回繰り返すこと、そして、毎回すこしずつ見本との違いをチェックして修正していくことで、1週間内外でかなり上達できます。
すくなくともゴールデンエイジの年代である、4,5年生くらいなら、ほんと、びっくりするくらいすぐ取得可能です。
ゴールデンエイジとは、子供の神経の発達の時期で、10歳から12歳前後の年齢時に訪れます。
この時期には、見たことが簡単にできるようになったり、今までできなかったことが、簡単にできるようになります。
そして、この時期に身につけた技術は、大人になるまで、持続されます。
5.ジンガって、サッカーのプレーに必要なのでしょうか?①
練習がすすんでくると、ジンガってサッカーのプレーに必要?という疑問を若干もたれるひともでてきます。
私のすきなクーバーコーチングの創始者であるクーバー先生の教えにもありますとおりボールをいっぱい触ってボールの感覚が身につけばサッカーの試合において、ボールをもつことにおそれがなくなり、結果として、練習が楽しくなりサッカーも上達します。
また、様々な練習をすることで、カラダの間接の可動域がひろがったり、思いもよらなかった動きができるようになることもあります。
ひととちがったことができることで、他のこどもとの差別化をはかることができ選手としての可能性もひろがります!
数いる上手い子供たちのなかで、アピールポイントとすることもできます。
6.ジンガって、サッカーのプレーに必要なのでしょうか?②
昔は、サッカーをやる子供たちは、鬼ごっこはもちろん、野球もやるし、水泳、バスケットボールもやったりしたものです。
そうしたことで、いろいろな運動神経が鍛えられたのですが、いまは、幼少のころからサッカースクールやJリーグの下部組織にはいってしまい、ある意味、まわりのみんなと同じ練習にあけくれることが多くなります。
サッカーのエキスパートになる練習はうけるわけですが、ちょっと道をはずれた練習は、することが少なくなるわけです。
自分の可能性を高める意味でも、他の子供との差を埋める、または広げるためにも、こうした、ちょっと、かわった練習を取り入れて、いつもと違うコーチの考え方に関わることは、子供のサッカー人生において必ずプラスになります。
7.ジンガって、サッカーのプレーに必要なのでしょうか?③
たとえば、強いシュートを打つには、『背中の筋肉を鍛えることが重要』というコーチもいます。
ドリブルするのにも、『背中の筋肉が重要』というコーチもいます。
素人考えだと、足の筋肉を鍛えることが重要と考えてしまうのですが、そうした考えもあるのです。
どういったことが、その子にプラスに働くかわかりません。
なので、いろいろな練習法やコーチの考え方に触れるという意味で、このジンガ練習法もサッカーの練習法のひとつとしてとりいれることをおすすめしています。
↓ジンガ練習におすすめ土屋さんのジンガ本↓
リフティング王土屋健二のサッカーリフティング&ジンガバイブル [ 土屋健二 ]8.☆ジンガBの上達進捗確認
ちなみに、ジンガBの練習法をはじめて8ヶ月後のジンガB練習法の上達具合は下記の動画をみてみてください。
まだまだ完全ではありませんが、
それなりに、上達するものです。
子供にとって、やる気を持続するには、上達したという事実を感じることができることが一番よいことだと思います。
そういった意味では、はじめに当初の動画を携帯・スマホで撮影しておいて、2,3ヶ月後にちがいをチェックしてみることで、成長を確認することができます。
そのことが、
自発的に練習するやる気を生み出します!
わたしが考える効果的な上達スパイラルパターンです。
子供の成長にはこれが一番効果的だと私は考えています。
親としては、子供がジンガという技術に慣れてきて、練習がスムーズにおこなえるようになってきたら、1対1やゲーム・試合などの対人プレーのなかで、ちょっとつかってみることを後押しすることをおすすめします。
世界は、組織サッカーが主体となってきてはいますが、結局は、最後は個人です。
個人が伸びることが、組織、つまりチームの勝利にもつながります。
ですから、小学生くらいのうちにこうして練習に取り組み、みにつけた技術をちょっと、試合でつかってみるということをぜひ実践してほしいと考えています。
試合で使うことで、技術の使い方、そしてどんな状況だと効果的なのかを学ぶことができます。
9.☆発展サッカー練習法。ジンガC
さて、ジンガA,Bとできたひとは、最後のジンガCをやってみましょう!
⇒ジンガC サッカー練習法
まだ、ジンガCをやったら、A,Bもまた練習してみましょう。
よくあることなんですが、むずかしいことをやると、初めにやっていたことが簡単に感じることもよくあります。
それが成長を感じるということです。
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