【サッカーU6 練習メニュー】11個の小学生用の基礎トレーニングメモ

【サッカーU6 練習メニュー】小学生用のいろいろな基礎トレーニングメモ(20200905)

サッカーU6 練習メニュー

一日でいろいろなことをやる日があってもいい。

サッカーはいろいろなことの複合スポーツである。

ひとつだけができるよりいろいろなことができたほうがいい。

そのうえで人より得意なものを伸ばす

というわけで、【サッカーU6 練習メニュー】としては、いろいろやったほうがいいという私の考え方があるのでそのメモをここにまとめておきます。

とくに、U6世代ではまだまだどんな才能があるのか分からない状態ですし、この年代で決めつけてしまって何かの型にはめるのは危険だと私は思います。

なので、幅広くいろいろな練習を通して本人に得意なことを自然と見つけさせるイメージが一番いいのかなと思います。

 

  • よくわからないがドリブルが得意
  • 相手からボールを奪うのが得意
  • スライディングが得意
  • 足が速いので裏に抜けるのが得意
  • 大人の問いかけに言葉で答えるのが得意

 

など、いまU6年代の子供たちを思い起こすと、こうした特徴を持った子供たちがいます。

いままでみていると、こうした強みって意外とその後も強みであり続けます。

こうした強みを軸に励まして、応援して、子供が自分でも成長を感じられるという状況が一番いいのかなと思います。

サッカーをとおして自己形成の手伝いをする、

そんな時期なのかな???とU6年代は思います。

 

  • 技術をおしえる!
  • なんでできない?
  • うるさい!

 

こうしたことをU6ではとくに、思ってはいけないと私は思います。

甘いのかもしれませんが、子供たちは自主性を持っているはずですし、その自主性を伸ばしてこそ、U6年代からその次の小学生年代にいったときの伸びが違うと思います。

もっといえば、高校、大学、社会人となったときにもその自主性が生きてくると思います。

この時期の親、コーチには、

 

【どっしりと構える】

 

といった考えをもってほしいと私は思います。

 

★1.【サッカーU6 練習メニュー】ドリブル

ワンステップワンドリブル
右、左、足裏、キックフェイント、ターン、
アウトサイドだけ、インサイドだけ
相手と違う矢印
ぶつからない
フルスピードドリブル、
1,2,3でフルスピード

 

※U6では、範囲をある程度決めてその中でいろいろなドリブルをさせたり、コーンを使って上記の制限をあたえながら競争させたりといった感じで、自然に競争心や向上心から周りのうまい子供をみて学ばせる仕組みづくりが一番いいと考えます。

 

★2.【サッカーU6 練習メニュー】ボールタッチ(クーバー)

インサイドアウトサイド
アウトサイド、アウトサイド
足裏でボールをひいて逆足アウトサイド
またいでターン
足裏でボールをころがす
ひいて逆足で出す

 

※U6ではクーバートレーニングを筆頭としたクローズドスキルの練習は分かりやすいし、上達の程度も目に見えてわかるので取り入れるといいと思います。

ただし、子供によって成長のスピードもありうまくできない子供もたくさんいますので、そのあたりは焦らずやっていけばいいと思います。

 

★3.【サッカーU6 練習メニュー】ボールタッチ(マーカードリブル)

右足だけ
左足だけ
イン、アウト
足裏

 

★4.【サッカーU6 練習メニュー】浮き球対応(基本練習)

インサイド
インステップ
ももトラップ
胸トラップ

 

※U6年代で浮き球の練習は少し難しいかと考えます。

そもそもU6年代ではボールが浮いた球が来るという場面も少ないので、すこしずつそうした状況になれていくという程度でよいのかなと思います。

空間認知能力を鍛えるという意味ではテニスボールや野球のゴムボールをつかってちょっとしたゲームをやるといいと考えます。

少なくとも私は小学生のときに野球で外野フライをキャッチする練習をたくさんやっていたので、その後高校生くらいでヘディングの練習をしはじめたときに周りの人よりも落下点を読み取るのがうまくできてヘディングが得意となりました。

 

このように、サッカーばかりやらないこともU6年代では重要だと考えます。

サッカーばかりやっている上手い選手はたくさんいて、特徴がありません。ひとより抜きんでるには、人と違うことをやっておくことも重要です。U6年代は焦らずいろいろなことをやっていきましょう。

 

 

 

★5.【サッカーU6 練習メニュー】リフティング

フリー
インステップ
インサイド
もも
アウトサイド

歩きながら

U6年代ではワンバンドリフティング、ツーバンドリフティングといった感じでハードルを下げてあげましょう。上手くいけば、自信をもって勝手に練習するものです。

その子の実力に応じて、適切なハードルを設定してあげましょう。

 

★6.【サッカーU6 練習メニュー】キック

(ころがってきたボール=初心者用)
インサイド、インステップでボールをあてる
ぶつけるつもりで早いパスをキック
コーンあてゲーム
ボールの芯にあてる

 

U6年代ではコーンあてゲームなど、おすすめです。

楽しみながら、正確性を伸ばせます。

 

★7.【サッカーU6 練習メニュー】とめる

線の上でとめる
マーカーのあいだでとめる
3人組みで角度をかえてパス
4人組みで角度をかえてパス
手をあげたらやめて他の人にパス

 

U6年代ではパスのスピードもないので止めることにはあまり重点をおかなくてもいいと思います。

基礎的なところは教えてもいいと思いますが、あまり理屈をいってもよく理解できないのがこの年代だと思うので、それよりもボールを多くの回数さわらせて体で覚える、といった方針のほうがよいと考えます。

 

★8.【サッカーU6 練習メニュー】うける

レーンをはずして受ける(角度をつける)
ひとのあいだで受ける
一発で前を向く
矢印の強い人かそうでない人か見抜く
動くタイミング

★9.【サッカーU6 練習メニュー】選択

2対1のゲーム(パスorドリブル)
※U6年代ではパスを選択できないことも多いので、3対1くらいにしてとにかく攻撃有利な状況をつくったほうが盛り上がって子供たちも楽しめると思います。

私の経験では、5対1でもディフェンスに取られているチームがありました。(笑)

 

★10.【サッカーU6 練習メニュー】からだの動き(アジリティ)

手でキャッチボール(野球ボールでも)
馬とび
反復横跳び
柔道的受け身

U6年代ではこうしたことも、あそびのひとつとしてやるのがよいかと思います。いろいろな動きをやって、競争させることで子供たちもいろいろな身体的機能が発達し、伸びていきます。

この時期では楽しむことに重点をおくというので十分です。

 

★11.【サッカーU6 練習メニュー】その他

<練習例>
・フリードリブル
・3対1(フリー) ※5×5 グリッド
・線上でとめる(線上、音、ジャンプ)
・3対1(とめる意識)
・ボールをもらってボールにあてる
・3対1(相手の利き足をねらう)
・パスのスピード(しっかりころがす)
・3対1(どちらにもだせるところにとめる)
・4人1組 とめる
・3対1(どちらにもだせるところに)

<練習例>
・2対1(パスorドリブル)
・ゲーム(パスorドリブルの選択をch)

本日の最後に。。。
自分のチームの子供たち、そして自分の子供の疲労回復が心配な親御さんはこちらも参考にしてみてください。
==> 【疲労回復法】 小学生のサッカー選手が効果的に疲労を回復するための7つの方法

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