【サッカーU10練習メニュー】11個の小学生用の基礎トレーニングメモ

【サッカーU10練習メニュー】小学生用のいろいろな基礎トレーニングメモ

一日でいろいろなことをやる日があってもいい。

サッカーはいろいろなことの複合スポーツである。

ひとつだけができるよりいろいろなことができたほうがいい。

そのうえで人より得意なものを伸ばす

というわけで、【サッカーU10練習メニュー】としては、徐々にU8年代に比べると、いろいろやったほうがいいという私の考え方があるのでそのメモをここにまとめておきます。

先日、中村俊輔選手がyoutube動画の中で『ゾーンに入った時にやったことないようなプレーがでる』といっていました。

わたしもそういった経験があるのですが、やったことはないけど見たことがあるプレーはとっさにできてしまったりする経験があります。

U10年代は、ゴールデンエイジともいわれる時期で、いろいろな練習でいろいろな場面を見たり経験することでどんどん伸びます。

身長などの成長の差がでてくるのもこのあたりの時期ですが丁寧に、【とめる】【ける】【はこぶ】技術を磨いておくと、体が大きくなったときに必ず体の大きさや速さだけでやってきた選手を追い抜けます。

私自身、子供たちを見ていてホント、そう思います。

なので、U10年代では成長著しいだけに、丁寧に細かい技術チェックをしていくといいと思います。

たとえば、

 

  • 味方への近距離のパスのボールは浮かさない
  • ひとつめのボールの置きどころを1cm単位でこだわる
  • 失敗したときに次回に改善することを意識する

 

といったところです。

よく、サッカーノートをつける選手が伸びるというのがあるのですがこれは、こうした細かいところを練習後に頭の中で整理しているからだと考えます。

 

★1.【サッカーU10練習メニュー】ドリブル

ワンステップワンドリブル
右、左、足裏、キックフェイント、ターン、
アウトサイドだけ、インサイドだけ
相手と違う矢印
ぶつからない
フルスピードドリブル、
1,2,3でフルスピード

 

U10年代では、なるべく正確性を重視したいものです。

  • どこでボールをさわるのか?
  • ボールのどこをさわるのか?
  • なぜ失敗したのか?

常に考えさせたいですね。

そうした思考回路が、のちのちの伸びにつながると考えます。

 

★2.【サッカーU10練習メニュー】ボールタッチ(クーバー)

インサイドアウトサイド
アウトサイド、アウトサイド
足裏でボールをひいて逆足アウトサイド
またいでターン
足裏でボールをころがす
ひいて逆足で出す

 

U10年代ではこうした基本的技は試合で使うことを意識させてなるべくいろいろな場面で『うまくいった』経験を積ませてあげたいです。

子供たちにも、

  • 足が長いので敵から取られにくい
  • 足は遅いが切り返しがはやい
  • 足裏での扱いはうまい

などなど特徴があります。

子供それぞれにあったものを試合で使わせてそれを自分の武器にしていく訓練をすると子供はどんどん伸びると考えます。

 

★3.【サッカーU10練習メニュー】ボールタッチ(マーカードリブル)

右足だけ
左足だけ
イン、アウト
足裏

 

U10では、マーカードリブルもスピードアップしていきたい段階です。

ただ、まだゆっくりでもうまくできない選手は、まずは正確にやることを優先したいところです。

 

★4.【サッカーU10練習メニュー】浮き球対応(基本練習)

インサイド
インステップ
ももトラップ
胸トラップ

 

※U10レベルは見て真似するのが簡単なゴールデンエイジ時期に入ります。

なので、練習もいいですが、下記のような動画でいいプレーをみることもU10くらいからはおすすめです。

こんな動画をみせるだけでも、ゴールデンエイジの世代に入ったU10の選手なら明日からできるようになってしまうと思います。

 

ただ、子供によってはこうした動画に興味を示さない子供もいますので、そうした子供たちにはうまい子供と試合をさせるのが一番で、そうした上手い子供のうまい浮き球の処理があったらそこでその子をほめるなどすると、子供たちの中で競争心から上達を自然と目指すようになっていくと思います。

1:01-1:11 【浮き球処理】 足裏トラップ

1:37-1:45 【浮き球処理】 つま先上トラップ

3:05-3:25 【浮き球処理】 胸トラップ

小学生は理屈より見せることも重要だと思います。
浮き球処理についてもっと見てみる?>> 浮き球処理

★5.【サッカーU10練習メニュー】リフティング

フリー
インステップ
インサイド
もも
アウトサイド

歩きながら

U10年代では、止まった状態ではいくらでもできるという状態までは持っていきたいと考えます。

できる子供には、歩きながら、走りながら、といった動きを取り入れていくのがよいと思います。

単純なクローズドスキル的なとまった状態でのリフティングは簡単にこなせる子にとっては面白くありません。
ハードルをどんどんあげてあげましょう!

49:43-50:33 【リフティング】 リフティングが上手くなると浮き球キックもうまくなる

リフティングがうまくなると空中でのボールの接触感覚がよくなり次の動画のような場面で落ち着いてゴールをきめることができます。小学生であまり慣れていない子だと、ゴールのはるか頭上にボールが行ってしまうパターンです。

33:43-34:30 【リフティング】 リフティングが上手くなると浮き球シュートもうまくなる

次の場面ではゴールまえでよく2人組でリフティングをしているような場面で出てくる浮き球処理の場面が出てきます。
この場面ではうまく2タッチ目で処理してます。

 

★6.【サッカーU10練習メニュー】キック

(ころがってきたボール=初心者用)
インサイド、インステップでボールをあてる
ぶつけるつもりで早いパスをキック
コーンあてゲーム
ボールの芯にあてる

6:20-6:59【キック】ころがるパス

地面を這うように、はじめは速いけど相手に届くころにはちょうどいいパス。
このようなものは、ホント動画や実際に何度も見ると自然に出るようになります。

24:58-25:40 【キック】インサイドでシュート

パスが2本つながって、最後はインサイドの面をつくってしっかり当てています。
こうした場面を見せることで練習がどういったものにつながるのかをイメージしやすくなります。

★7.【サッカーU10練習メニュー】とめる

線の上でとめる
マーカーのあいだでとめる
3人組みで角度をかえてパス
4人組みで角度をかえてパス
手をあげたらやめて他の人にパス

この止めるというポイントにおいては、すぐ次の瞬間に自分が何でもできる位置、つまりドリブルもパス、シュートのいずれも選択できる位置にボールをとめるということが重要です。試合においては次の動画のように、そのポイントが重要ということを子供たちに感じてもらうことが重要です。

★8.【サッカーU10練習メニュー】うける

レーンをはずして受ける(角度をつける)
ひとのあいだで受ける
一発で前を向く
矢印の強い人かそうでない人か見抜く
動くタイミング

★9.【サッカーU10練習メニュー】選択

2対1のゲーム(パスorドリブル)
※試合中で一番必要な練習かもしれない

★10.【サッカーU10練習メニュー】からだの動き(アジリティ)

手でキャッチボール(野球ボールでも)
馬とび
反復横跳び
柔道的受け身

★11.【サッカーU10練習メニュー】その他

<練習例>
・フリードリブル
・3対1(フリー) ※5×5 グリッド
・線上でとめる(線上、音、ジャンプ)
・3対1(とめる意識)
・ボールをもらってボールにあてる
・3対1(相手の利き足をねらう)
・パスのスピード(しっかりころがす)
・3対1(どちらにもだせるところにとめる)
・4人1組 とめる
・3対1(どちらにもだせるところに)

<練習例>
・2対1(パスorドリブル)
・ゲーム(パスorドリブルの選択をch)

☆子供サッカーDVD教材 オススメランキング10選☆

教材ランキング

1位: 見て真似できるオススメの教材
2位: ブラジルでプロになった秘密とは?
3位:「個」重視!ドリブル上達メソッド
4位: あの風間八宏元監督の【とめる】
5位: U12年代、最強のドリブル塾
6位: 風間八宏 CLINIC「受ける」
7位: リフティング&ジンガバイブル
8位: クーバー・コーチングメニュー集
9位: FWの突破:ペネトレーション
10位:底力が身につくトラウム練習