サッカーＦＷ 動き出しのタイミングと縦パスのタイミング
１．ＦＷの動き出しのタイミング
サッカーにおいてＦＷの動き出しのタイミングは
とても重要です。
ＤＦと同時のスタートでは、
足のはやいＤＦには勝てません。
なので、いかにやはく相手ＤＦよりも考えて、
いかにはやく、相手ＤＦよりもはやく動き出すか？
このことが、一番重要です。
今回紹介するバルサの選手の動き出しは、
そのとても良い見本となります。
上の写真では、バルサのＦＷは左上にみえていませんが、
このバルサのＭＦがボールをもらう時点で、
相手ＤＦの死界にはいり、
動き出しをはじめようとしています。
次の瞬間には、右ＦＷの選手はもちろんですが、
バルサの選手が３人走り出しているのがわかります。
まだ、ターンもしきらないうちから、
バルサの選手の動き出しは始まっているのです。
このタイミングで動きだすということは、
その動き出した選手にＭＦの選手があわせて縦パスを
おくらなければならないのです。
よく、ＦＷがＭＦからのボールのスピードにあわせてしまうことが
ありますが、それではダメなのです。
ＦＷ選手の動き出しにあわせて、
ＭＦの選手がボールをだしてやらなければならないのです。
このことをよくおぼえておきましょう。
２．ＭＦのターンの仕方・練習方法
バルサのＭＦの選手は、ターンを右足一本でやり、
その次の瞬間には、みごとな縦のスルーパスをとおします。
こうしたターンも簡単にみえるのですが、
このはやさで、しかも、正確におこなうには、
練習が必要です。
３．縦パスのタイミング
さて、ＭＦの選手は素早いターンをしたあとは、
まず最初に狙うべき選手は、ゴールに一番近い選手です。
今回も、セオリー通りにゴールに一番近い選手への
縦のスルーパスをとおします。
素早いターンもあったことと、
相手ＤＦよりもはやいＦＷの動き出しがあったおかげで、
いっきに、チャンスとなります。
上の写真でもわかるように、２対３の状況で、あきらかにＦＷ優勢です。
案の定、ここから１点がうまれます。
まとめ
今回の重要ポイントを復習すると、次の３つです。
１．ＦＷ選手の相手ＤＦよりも先の動き出し。
２．相手ＤＦに考える時間をあたえない、すばやいターン
３．まず狙うべきはゴールに一番近い選手
以上の３つを踏まえた上で、３分００秒ふきんからの攻めを
みてみましょう！！
