さて、今日は利き足を重視しましょう、という話をするのですが、ポイントは2つあります。
それは、1つ目は利き足でボールを自在にとめて、自在に運べるようにしましょう、ということ。そしてそのためには、片足の練習を30分ずつ合計1時間やるのではなく、まずは、とくいな利き足の方を徹底的に練習しましょう、ということ。
これは体験談であるのですが、右足を極めておけば、左足は同じようにければいいと考えられるので右足でうまくボールが扱えるようになれれば、実は左足でもうまく使えるようになる確率は高いと思います。少なくとも私は大学生のときにこれを感じました。
あと、2つ目ですが、利き足でボールを扱うにあたり、右利きの選手なら右サイドにいくのか?それとも、左サイドでプレーしたらよいのか?という問題です。今日は利き足を極めた場合、有利になるサイドを久保建英選手の動画をまじえながら、解説していきます。
さぁ見ていきましょう。
子供のサッカーの伸び悩み
そもそも私の場合、小学校1年生頃から教えていた子供が伸び悩んで来た時期がありました。ともすると、一生懸命練習はするし、スクールにもせっせと通っているし、ある意味【まじめに】練習をこなしていました。
いままでの体験からこういうときは、 何かまったく 別のアプローチを とらないと、 これ以上、上達はしない
と感じていたので、指導者としてこの子供になにかヒントがないのかと、いろいろな情報をあつめていくうちに、今回この檜垣裕志さんの教材にいきあたったのです。
今の子供達は、【まじめな】子どもたちも多いです。コーチのいうことはよく耳を傾けるし、チャレンジ精神も旺盛です。でもそれだけに、こうした子どもたちは結構完璧主義で、両足つかえないとダメだと感じてひたすら同じような練習を右、左と交互に練習してしまいがちです。
ほんとうは、右が得意なのであればその能力を思いっきり伸ばして、誰にも負けない右足をつくったほうが、もしかしたら上位にいける可能性が増えるかもしれないのです。
右と左が同じようにつかえる70点くらいの選手と、右だけが98点くらいでプレーできる選手がいたら、どちらの選手を監督はつかうでしょうか?
ぜーーったいに、右足だけで、98点のプレーをする選手をつかいますよね?
ということで、【まじめに】両足鍛えさせ無くてはならないとおもっていた私はこうした考え方をとりいれなくてはならないのではないか?という考えにいたり、この檜垣裕志さんのDVDを手に入れるに至ったのです。
サッカーのおいて利き足を極めれば。。。
サッカーにおいて例えば、右足を鍛えると攻めの選手であれば、たとえば右ウィングのポジションが可能性としてあがります。
ただ、実はそれだけではないのです。
この論文によれば、(引用元:サッカーにおける利き足とポジションの関係性 辻田 純 (競技スポーツ学科 コーチングコース)
右足が利き足の人が左サイドでボールをもつと、右足のボールをもつ、つまり内側に向いてボールを持つことが多く、かといって、利き足でもっているために、ディフェンスの選手からすると取りに行けません。
次の動画の久保建英選手がいい例です。
・縦が怖いから縦を警戒するディフェンス
・でも久保建英選手は左利きでカットインしていくとゴールも狙える
・カットインを取りに行くと縦をやられる
⇒結果的にディフェンスは何もできない
そうなんです。左利きの選手が右サイドにくると、利き足の左足でもつことで、縦と中への選択肢を持つことが可能となるため、とくに中への選択肢をもったときに、サイドバックがオーバーラップするためのスペースと時間を提示できることになるのです。
ちなみに13試合の映像分析によれば、
”右サイドで右利きのプレーヤーがボールを持った時”と”右サイドで左機器のプレーヤーがボールを持った時”では、1 試合平均約 4 回の
差が出たとのこと。
そういえば、最近では左利きの久保建英選手が右サイドでボールをもつと、縦に行く可能性もあるし、中へのカットインもあるし特に、中に行かれた場合は左足のシュートでゴールを決められてしまう可能性があるので、結果的に、縦への攻撃をゆるす機会が多い気がします。
いずれにしても、利き足を極めていくとチームの戦略によって、自分の活かし方もいろいろあることを覚えておくとよいと思います。
*まずは 浮き球処理 を利き足で極めてみる?
>> サッカー 浮き球 処理
檜垣裕志さんのDVDとは?
檜垣裕志さんのDVDとは試合でつかえる考え方を教えてくれるDVDサッカー教材です。
この檜垣裕志さんのDVDでは、ジンガ・クーバートレーニングとはちょっと違った面からサッカーの技術をとらえます。トラウムトレーニングでの考え方とは少しにていると私は感じます。
まずは、小学生の指導中によく話題になることですが、サッカーって練習は右足も左足もやりますよね。小学生のうちから、両足でボールを鍛えることは確かに重要だとおもいます。
でも、世界で活躍するメッシやイニエスタといった選手は、かならず得意なきき足でのプレーをしています。いや、もっというと自分の得意なプレーにもっていけるようにワンタッチ目のプレーから計算し尽くされたプレーをするのです。
そのことをおしえてくれるのが、この檜垣裕志さんのサッカーDVD教材です。『何を当たり前のことを!』とおもった方は、いちど檜垣さんのDVDをみてみると目からウロコという感じで、サッカー感がかわるかもしれません。
また、育成にたずさわっているコーチなどでも、かならずしも両足でプレーすることがいいわけでもないということを知るいい機会となると思います。
※檜垣さんがいうには「右左を均等に使ったジグザグドリブルって試合で使いますか?」この投げかけら始まります。
檜垣さんDVD教材ポイント
さて、檜垣さんのDVDの話に戻りますが、
私のこの教材を手に入れたポイントは、
「利き足にこだわって プレーをしようという」檜垣裕志さんのこだわりでした。
そういえば、ふとふりかえって考えてみると、上手な攻撃の選手で、 こちらから、とびこんでいけない選手 というのは、ボールの置き所が つねに利き足に近いところにありました。
メッシなんかもそうですね。
日本では、両足をつかって均等に練習することを重視することが多いのですが、それが必ずしも正解とはかぎらないのです。いまは、サッカーは試合中でも、水を飲むことができます。30年前くらいは、サッカー中は根性で水を飲むことは許されませんでした。
何が正しいかは自分で判断していかなくてはなりません。
自分で、いろいろな教材をためしてみて、その考え方があうのか、あわないのか、やってみなければわかりません。
そして、すくなくとも、わたしと私の指導するこどもにとっては、この両足を必ずしも使わなくてはならないという考え方を離れることができたということで、一山超えた感じがあります。
もちろん、両足をある程度つかえることは重要なのですが、もっともっと光るレベルのきき足に仕上げたほうが、試合でもいきるし、チーム内でもその部分を頼りにされるのです。
檜垣裕志さんDVDの上達のポイント
さて、DVD教材の1枚目では、『小指、親指』といった表現がでてきます。
詳しくはDVDでみてほしいのですが、同じ右足をつかうのでも、意識する部分が時と場合によって違うのです。このように、DVD教材の中では、檜垣さんがサッカーでボールを扱う際のポイントを指導してくれます。
2枚目のDVDでは、サッカーの実践に役立つリフティング練習について、その際の注意すべきポイントとして利き足重視という原則にしたがって説明してくれます。
リフティングをやるだけでは、けっして『サッカーがうまくなるわけではない』というのは周知の事実だとおもいます。でも、『リフティング』が手軽な練習法でもあり、上達が目に見えてわかるとてもいい練習法のひとつであることも間違いないと思います。
だからこそ、『サッカーがうまくなる』リフティングのやり方をみにつけて、『リフティング』ではなく『サッカー』を上達しましょう。
DVDの3枚目では、トラップについての説明を中心にしてくれます。こちらも、指導の中心としては、利き足重視が考え方の軸にあります。そして、さらに、ボールタッチの瞬間のイメージなどを伝えてくれます。
受験勉強でいうと、大学受験でいえばセンター試験のようにある程度数をこなしていれば解ける問題なら解けるけど、少し応用の利いた初見の問題になると、解けなくなってしまう人がいます。
これって、深く考えながら勉強していないとおこる現象です。
サッカーにおいても全く同じだと思います。サッカーは似てはいるけど必ず違う状況がうまれます。そんな時に役立つのは、左右どちらでも使える70点の技術ではなくて、右なり左しか使えないけど、90点とれる技術です。
片足でいいので深いところまで、技術を磨きたいものです。
↓↓とにかく檜垣さんDVDをみてみる?↓↓
※公式ページなら90日間返金保証あり。
つづく