プレーの判断をどこまで遅らせられるか？そしてどれだけ用意しておくか？

プレーの判断をプロレベルになればなるほど遅らせられるといいます。

たとえば、けるふりをした瞬間に相手が右を読んだらその時点で判断を変えることが可能ということです。

今回は、そうしたプレーの判断のひとつ前のどんなプレーをするかをいつ決めているのか？といったことを素材にした動画があったので、それを見ていきたいと思います。

まずは、日本語でない動画なので、ざっと要点をまとめておきます。

「素早く、そしてより良い決断をする方法」

サッカーでの判断力向上のためのアドバイスが動画にはまとまっています。下記はその要点となります。

いつ決断するか？（Question 1）
- ボールを受けた後ではなく、受ける前に決断しておく。
- 理想は試合前、前夜から「どんなプレーをするか」を考えておく。
- 試合中、相手の動きで状況が変わることは当然。
  → そのときは焦らず、元の決断を思い出し、シンプルにプレーする。
元の決断を大切にする
- ケヴィン・デ・ブライネやリオネル・メッシのようなトップ選手も、
  毎回最初の計画通りには動けない。
- だからこそ、空間を作り直し、再び元の計画を実行できるように工夫する。
- 決断をすぐに諦めず、創造性を持って粘り強く取り組む。
スキャン（周囲確認）とファーストタッチ（初めのボールコントロール）が重要（Question 2）
- スキャン
  - 味方や相手、空間を常に見て把握する。
  - 例：ストライカーやウィンガーがどこに走っているか。
- ファーストタッチ
  - 受けたボールを自分のやりたい位置に止める技術。
  - 良いファーストタッチがないと、考えたプレーは実行できない。
  - 練習すれば必ず上達する。