ミッドフィルダーが知っておきたい上達のコツ:イニエスタをみていて発見したこと | 【子供サッカー.com】プレーを変えた先に上達がある

ミッドフィルダーが知っておきたい上達のコツ:イニエスタをみていて発見したこと

【01】サッカー ポジション別

イニエスタをみていると上達のコツとしてしっておきたいことがいくらでも発見できます。

今回は、そんなイニエスタと同じミッドフィルダーの選手であれば知っておきたい上達のコツを3つに絞って学んでいきたいと思います。

今回ミッドフィルダーとして学ぶのはつぎの3つのポイントです。


イニエスタに学ぶミッドフィルダーとして上達のためのコツ

1,シュートをただうたない
2,なんでもけりやすいところに大きくトラップすればよいわけではない。
3,ドリブルにも何種類かある。

4年前のブラジルワールドカップでは、私達の期待をよそにスペインは、残念ながら早々と1次リーグ敗退を決めてしまいました。

オランダ、チリに勝ち点で差をつけられ勝ち点はオーストラリア相手にあげた3点だけでした。

イニエスタのファンである私としては非常に残念なブラジル大会でした。

さて、肝心のイニエスタも最後の試合ではチリのDFに囲まれてドリブルで逃げるが追い込まれてボールを奪われる場面が多数あり調子がよくないのかなとおもわれました。

あれから、約4年たちました。

気づけばあの、イニエスタが日本でプレーしています。先週もそのプレーをみることができました。4年前には想像もし得なかったことです。

そんな日本に目を向けると来週からは卒業式もちらほらはじまります。

そして、少したてば入学式です。

この時期に、ひとつでもサッカーをやるものとしては技術をみにつけ新しい学年で、新しいコーチや先生にアピールしたいところです。

とくに、ミッドフィルダーといえばやりたい選手も多く、レギュラー争いが激しいポジションのひとつでもあります。

上手い選手はいくらでもいます。でも試合で使える重要なポイントをおさえたミッドフィルダーの選手というのも意外にまわりでは少なかったりします。

だからこそ、今回とりあげている3つの点くらいは他の人よりもよく理解して実践できるくらい練習してほしいものです。

さて、そんなことを考えているおり、スペインのイニエスタが、全日本少年サッカー大会とコラボしている動画を発見しました。

イニエスタが16歳の頃の動画もあり、

 

1、シュート
2、止める
3、ドリブル

の3つのポイントに関して、ミッドフィルダーやボランチあたりの選手にとっては、とても勉強になるとおもいましたので今回紹介しておきます。

まずはそのイニエスタのミッドフィルダーとしてのプレイを動画を見てみましょう。

 

『 どうでしょうか? 』

1.シュートのポイント

まず1つ目のポイント シュートです。

これは、動画の40秒付近ででてくるイニエスタのシュートのところです。

『 普通にシュートしていますか? 』

少なくとも素直な感じではうってないですよね。

たかが、シュートフェイントとおもうかもしれませんが、すくなくとも、小学生の年代の子供では、意識していないと、こういった場面で、キックフェイントがでてきません。

フォワードの選手だと小学生年代くらいだと、とにかくものすごいシュートをイメージして思いっきり打つことだけを考えがちです。

でも、強さだけのシュートはいずれ上のレベルに行くとものすごいキーパーがでてきて壁にぶちあたってしまいます。

そういった意味でも過去の私のクーバーコーチングによるキックフェイントでの反復練習で自分の体にしみこませるか、風間八宏氏のDVD教材でシュートの際に考えるべきことを知識としていろいろ学ぶのも良いと思います。

キックフェイント反復練習


シュートの際に考えるべきこと

知識として頭にいれるだけでも、プレーは変わっていくものです。それが、小学生年代であれば変われるスピードも、もっと早いかもしれません。

ぜひ、そうした知識も得ていってほしいと思います。シュートの際に考えるべきことが学べるのが元名古屋グランパスエイトの監督をやられていた風間八宏氏のDVD教材です。

風間八宏氏のシュート教材
風間八宏氏のシュート応用編教材

2.とめる技術のポイント

次は、2つ目のポイント 止めるです。

これがよくわかるのが、動画の46秒付近のイニエスタのシュートの場面です。

これは以前紹介した、日本代表の内田選手への風間八宏氏の指導場面そのままだと思います。


どういうことかというと、現在グランパスエイト監督の風間八広氏は、当時次のようにいっています。

「ゴール前で、2m程度の相手との間のスペースがあればシュートをうつには十分である。」

 

もちろん、このことは、

「止める」

ことがしっかり出来ていることが大前提です。

「止める」ことが、ただの当たり前のこととしか思っていない方がいたら、わたしは風間八宏氏の

「止める」に関する

DVD教材を一度見てみることをお勧めします。

ミッドフィルダーや、ボランチなど四方を敵に囲まれがちで、スペースのないところでプレーする機会の多いプレーヤーは、ただなんとなくサッカー上達を考えるのではなく、1cm単位の精度の高さを常にイメージして練習してほしいとおもいます。

>>風間八宏氏の「止める」

さて、この動画では、イニエスタは16歳の頃なので、まだまだ、
イニエスタへのパスも遅いし、シュートをきめられたとはいえDFに寄せられています。


このサイトにこられた人には、風間八宏氏のDVDをみて「止める」とは、どういうレベルのことをいうのかしっかり認識して欲しいと思います。

私は、サッカー経験約30年目にして、この教材にであえたことを良かったと思っています。

子供たちにも、この教材でまなんだことを日々伝えています。

3.ドリブルのポイント

さぁ最後の3点目ですが、注目のポイントはドリブルです。

これはイニエスタではないのですが、今回の動画の終了間際の3分15秒くらいからでてくる選手のドリブルです。

足からボールが離れませんね。

私の好きなタイプの選手です。

こんな選手になって欲しいですね。

子供たちには。

さて、こんな選手の特徴は、ボールが足から離れないということです。

そのためには、わたしは、マーカードリブルをおすすめします。

これもまた、私が、大学卒業後においても
上達した練習方法の一つです。

マーカードリブル

ミッドフィルダーとしておさえておきたい3つのポイント【まとめ】

今日は、3つのポイントに焦点をあてました。はじめの言い方を少しかえてポイントをまとめ直すとつぎのような感じです。

3つのポイント

1.シュートのときのGKを欺く技術
2.ボールのとめる1cm単位の精度
3.ドリブルのタッチの細かさ


実は最近おもうのは、どんな試合でも、この3つのポイントを軸に試合が展開されるということです。いきなり3つのことは意識できないとおもうので、ぜひ一つずつでも意識して試合をやってみましょう。実践ほど役立つ練習の場はありません。

最後に日本でのイニエスタを動画でみてみる?

さて、イニエスタですが、
本人は、衰えたと
感じているようですが、
日本にくれば、まだまだ、
とても輝きを放ちます。

さすがに、日本でのデビュー戦は
後半14分からの出場で、
しかも、日本に来てわずか、
3日程度。

それでも、後半から見せてくれた
プレーは流石と思わずにはいられない
パスとパスセンスばかりでした。

まだ、先日のプレーをみていないひとは
是非動画で、見てみてほしいと思います。


そのスルーパスは、
味方のFWウェリントン選手の動きを
よくみてだしています。

少しスタジアムの
上の方から試合を見ている私でさえ、
その動きを見落としそうな
くらいのときでも、しっかりと、
いいタイミングでスルーパスを
出していました。
こんなプレーをしたいものです。

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