☆サッカーPKはどこに蹴ると入る確率が高いのか?ワールドカップのデーターより
以前とりあげた高校サッカーの記事を
PK戦を見返してみた。
と、そのときには気づいていなかった、
PKの成功確率についてその後まなんでいたので、
今回はそれを報告したい。
一般的には、
PKのはいる確率は、75%といわれています。
4人に3人はきめますが、1人ははずす計算です。
実際、イメージと近いですよね。
また、キーパーの左右に飛ぶ確率も、
ある程度でています。
左に飛ぶのが、57% 右に飛ぶのが41%
さて、2010年度のワールドカップでは
どのような確率だったのでしょうか。
次のBBCからの表をみてください!
白丸が、キーパーがふせいだ全204本中の60本です。
この2010年度のワールドカップにおける
PKは、全204本中 ゴールが、144本。 はずしたのが、41本です。
興味深いのが、ど真ん中の状況です。
あらためて
同じ絵を見ると、あきらかに、
ど真ん中の失敗の確率が少ないです。
そうなんです。
キーパーは、よくかんがえると、
ほとんど、右か左に飛ぶんですね。
最初にだした数字を正とすると
左が57% 右が41%・・・・つまり
ど真ん中にいるのが、たったの2%なんです。
だから、ど真ん中に入っている確率が、
BBCのデーターをみても高いわけです。
ある数学者によれば、
それでも、ど真ん中に蹴らないのは、
失敗したときの周りからの非難がど真ん中の場合
かなり激しくなるからと解説しています。
あなたが、明日以降の
PK戦。どちらに蹴るのかは
あなた次第です。ただ、どちらにしても、
蹴る方向くらいは、きめていおいたほうが、よいとおもいます。
とくに、小学生は、そうです。
最後に、高校サッカーのPK戦でもみて、
心理戦をたのしみましょう。
確率や、なぜそのタイミングかを考えると
シュートの入る確率があがります。 それを比較的わかりやすく
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