サッカー オフザボールを表す画像

最近、オフザボールにこだわってサッカーしてます。

このきっかけは「メッシが試合の最初は、走らずにほとんどフィールドを歩いて相手を観察している」という記事を読んだことと、ヴィッセル神戸の試合で生でイニエスタを見た時に「一生懸命走らなくてもいいプレーをしている」ことに気づいたからです。

今回、そうしたことからボールマスタリー的な技術練習とは別に頭の体操的なオフザボールの動き方のコツにこだわり始めました。

私はもうすでに現役バリバリのプレーヤーでもないですから、余計にスピードがなくても通用するようになりたいと願っています。そんな私のオフザボールでの気づき・コツを今回はまとめてみました。

役立ったと思うもののみです。

上手い選手がやってるオフザボールコツ1:相手DFの裏から表に入って簡単にはたく

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相手DFの裏にいったん回ることが重要です。

相手DFの裏にまわってから相手の前にでることでアマチュアの試合であれば相手とのギャップを2mは確保できます。

レベルの高い相手ではそこで起点になって落とせばいいですし、相手の寄せが甘ければ素早く前を向いて攻撃です。

相手のレベル次第ですが、相手の寄せが甘いチームでは簡単には後ろにはたくのではなく、素早く前を向いて攻撃することがおすすめです。

フットサルでも使えます。

【図1】簡単にはたく(相手のプレッシャーが強い時)

【図2】いったんキープ(周りの選手のあがりをまつ)

【図3】素早く前を向く(まずはこれを狙いたい)

実は、これは大阪でフットサルをしていたときに活躍していた若手の選手の動きを学んだものです。

ずーっと前に張っているタイプのフォワード経験者やフットサルのピヴォ経験者の方もいると思いますが、DFの側からするとホントこのタイプの選手はイヤでいやでしょうがありません。

一回、二回ならしつこくついていくのですが、アマチュアで楽しむサッカーであれば相手もだんだんイヤになってついてきません。

そうしたら、前線でボールが自分に収まり、楽しいサッカーが展開します。

上手い選手がやってるオフザボールコツ2:相手オフサイドラインと並行に走りサイドの前のスペースでもらう(パラレラ)

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これはフットサルの戦術としてはパラレラというようですが、前のスペースがあるときにダイアゴナルランとして斜め走りも効果的ですがオフサイドをかけてくるような相手に対しては有効な走り方です。

斜め走りをすると相手もひきつれてくるので縦パスが入った時に内側を向きにくいのですが、この動き方だと、縦のスペースが開いてることが多く、縦パスをもらうのと同時にスペースでボールを自由に扱えることが多くなります。

足の速い選手には特に向いてます。

相手DFが執拗にラインを上げてくるタイプで、なおかつ足が速い選手であればお勧めのオフザボールの動き方

【図4】相手ラインと並行に走りながら、サイドの前のスペースで受ける

これ、サッカーでも有効なのですがフットサルでも結構つかえます。というか、フットサルだと斜め走りしてもスペースがなさすぎて前を向きにくいのですが、この走り方をすると結構な確率で前を向けます。

相手DFの詰めが甘いタイプや、相手DFがセーフティにやりがちなタイプの場合は結構いけます。相手DFも足がはやくて賢いDFだと体も寄せてくるので相手DFのタイプを見極めて使うのがおすすめです。

上手い選手がやってるオフザボールコツ3:中盤では相手DFの間にたつ(ライン間に立つ)

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これはもうまさにイニエスタがこれです。相手との距離が2mもあればさばける技術があるというのが前提にありますが、草サッカーであればライン間にたってボールをうけることはかなりできます。

ボールを受ける前に、ライン間を意識して動くのでボールが出た瞬間は相手が3mなり4mは、離れているという認識ができているのでボールをさわるワンタッチ目も落ち着いてできます。

・ボールがまわってこない

なんてときは、ちょっとこのライン間に立つことを意識するとボールが出てきます。

これは出し手側の技術にもよるのですが、もらう方は相手DFとの距離が2mくらいの距離だったらさばける自信があるのに、出し手側の感覚として2mが狭いと感じる選手だとボールが出にくいことがあります。

なので相手DFからの距離を意識してオフザボールの動きをするのがおすすめです。

DFというのは少なくともお互い5mくらいは離れているものです。

ということはちょうど中間に入ってくれば2.5mの距離が確保できているということです。

【図5】相手DFのちょうど中間に位置する

2.5mの距離をつめるには、上位レベルではないかもしれませんが、草サッカーであれば1秒はあります。

この1秒を使ってボールを自分の置きどこに置けば相手も簡単には寄せてくることができません。

これはフットサルでも使えます。ぜひやってみてください。

上手い選手がやってるオフザボールコツ4:一直線上にならぶ

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これは言葉でいうと難しいのですが、サイドでもらいたいときなど、味方選手と同一線上に並ぶといいことがあります。

同一線上にならぶと動きたくなることも多いと思いますが、中間に位置する選手は自分にボールが出てこない場合そこにとどまらず抜けていくことが多いものです。

その結果、ボールを保持している味方選手からのパスコースができてその瞬間にボールを受けることができるのです。

【図6】一直線上にオフザボールの動きで位置する

これはフットサルの戦術のひとつとしてそのような場面を扱った動画があったのですが、同じ意識をしながらオフザボールの動きをしていると実際うまくいく場面が何回かありました。

なので、わたしは中間に味方選手がいる場合一つの選択肢として一直線上で動くことを意識し、中間の味方選手が抜けた瞬間にボールをうけることを意識してます。

これでボールが自分に入ると今度は抜けた選手とのコンビネーションで相手チームを打開することも可能となり、なかなか楽しいサッカーができるようになります。

上手い選手がやってるオフザボールコツ5:サイドでつまりそうなときわざと中へ入っていく

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これはゴールキーパーからセンターバックにボールが入った時によくある場面ですが、通常だとサイドバックにパスを考えます。

ところがそのタイミングではサイドバックにボールが入ることを狙っていて相手FWやMFの選手がかなり前からプレスをかけてきていることがあります。

こうしたときは、あえて中に入っていきましょう。

この動きで前線へのパスコースを作り出します。

【図7】あえて中にいったん入ることで味方FW、もしくは味方MFへの縦パスのパスコースを作り出す

そして、中に入った後はその前線でボールを受けた選手のサポートへといきます。

このパターンでボールが味方FWに入った時、あなたについていた相手選手の目はたいていボールが入ったFWの選手へと移りあなたは一瞬フリーになることができます。

このフリーになった瞬間に、相手DFとDFの間でボールを受けてさらに攻めていくとなかなか面白いサッカーができます。

上手い選手がやってるオフザボールコツの動きまとめ

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今回はオフザボールの動きとして5つのことをまとめてみました。

  • オフザボール1:相手DFの裏から表に入って簡単にはたく
  • オフザボール2:相手オフサイドラインと並行に走りサイドの前のスペースでもらう(パラレラ)
  • オフザボール3:中盤では相手DFの間にたつ(ライン間に立つ)
  • オフザボール4:一直線上にならぶ
  • オフザボール5:サイドでつまりそうなときわざと中へ入っていく

どれも、足元の技術はどうあれ明日からできるオフザボールの動きです。

技術の取得には極めようとするなら、それこそ3年はかかると思いますが、オフザボールの動きは明日からできます。

ぜひ、いろいろやってみてください。

そして、最後のコツですが相手DFが対応してきたらちょっと別なことをするのがコツです。

オフザボール2で少し触れましたが、FWの選手であれば

  • オフサイドラインと並行に走ってサイドの前のスペースでうける
  • ダイアゴナルランとよばれる斜め走りでサイドのスペースでうける

といった感じでサイドで受けるにしても2つは受け方があります。

相手DFが対応してきたら違った方法を見せましょう。

相手DFは得意な守り方というものもあるのでどちらが相手にとってやりにくいほうなのかを見極めるのも重要です。

プロの選手はこうしたことを試合の中でやって、瞬時に改善していくと聞きます。

あなたもオフザボールの動きであれば今日からでも改善できます。

ぜひ、こだわってやってみてうまくいったらぜひ子供さんと共有してみてください。

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