サッカーの間接フリーキックを
意外にわかっていない子供さんが多いので、
前回、お父さんたちにも復習してほしいと
思いまとめました。
今回は、その間接フリーキックの2回目
Jリーグ王者と、天皇杯王者がたたかう
富士ゼロックススーパーカップもあと
10日くらいに迫ってきましたし、
そのあとの、ロシアワールドカップも
せまってきましたから、
この機会に、【間接フリーキック】を
語れるように学びましょう!
■1 キックオフ時の間接フリーキック
これは、キックオフで、
他の競技者が触れる前に、
ボールに再び触れるという反則で、
間接フリーキックで相手ボールとなります。
これは、高学年以降であれば、
ほぼ、あり得ない反則なのですが、
小学校1年生くらいの笛を吹くと、
こうしたことが起きます。
なので、こうした一見すると
ありえなそうな、反則もしっかりと
しっておくと、観客からも
【へぇ~そうなんだぁ。。。】
という感じで、みられます。
とくに、1年生くらいのお子さんの
お父さん、お母さんは、
その辺のルールをまだまだ、
理解しきれていない人も多いので、
ぜひ、おぼえておきましょう。
幼稚園のサッカーなら、
なお、これっておきる確率が
高い反則です^^
まぁ、現場では笑って、許して、
【もう一回】といってしまうことが多いんですけどね。。。
■2 オブストラクション
俗に言う、オブストラクション
という反則です。
競技規則によれば、
【身体的接触を伴わずに相手の進行を妨げる】
ということになります。
目安としては、ボールのある場所が、
ボール保持者から、どれくらいの距離にあるか
というところです。
1m内外であれば、ボールコントロールの範疇で、
相手の進行をさまたげるとは、
みなされないとおもいますが、
たとえば、3mもはなれているところに
ボールがあって、あきらかに、
相手の進路を妨害しているとしたら、
反則となります。
ただし、間接フリーキックとなるのは、
あくまでも身体的接触がある場合です。
身体的接触がある状態で
相手の進路を妨害した場合は、
直接フリーキックとなります。
ここは注意しておぼえておきましょう。
■3 キーパー6秒以上保持
つぎは、キーパーが
ボールを持った状態で
6秒以上保持した場合です。
あくまでも、6秒は目安で
6秒たったからといって、
すぐに、笛は吹きません。
そのあたりは、あくまでも
紳士のスポーツということもあり、
まずは、手で合図して、はやく
ボールを放すように、うながします。
それでも、なかなか、離さないことがあれば、
間接フリーキックをとります。
■4 ゴールキーパーボールを再び保持
これは、ゴールキーパーが
キャッチしたあと、いっかい、ボールをころがしたあとに、
ふたたびキャッチすると、
間接フリーキックの反則となります。
これも、小学校1年生や、幼稚園生の
試合だと、たまに起こります。
本人は、投げるのをどこにしようか
悩んでいるうちに、おもわず
【ぽっ】と手からこぼれてしまった
ものをふたたび、キャッチしているだけということが
ほとんどなのですが、
大人としては、ルールはルールなので、
きっちりととらなくてはなりません。
観客のおとうさん、お母さんがたは
笑ってはいても、実際その反則を
とらなかったために、勝敗に影響したら、
あとから、苦情がきます。
苦情がくるから、反則にするわけではないですが、
低学年の試合とはいえ、
気を抜かずに、
反則は、反則として、きっちりと
とっていく姿勢が重要です。
そうすることで、
まわりでみている、お父さん、お母さんも
サッカーのルールを少しずつ、
理解してくれます。
■5 キックオフで味方ゴールに入ってしまったら?
さて、今回はじめに、
キックオフ時の反則にふれましたが、
もし、キックオフで、
味方ゴールに入ってしまったら、どうなるのでしょうか?
【そんなことあるか!】
という声が上がってきそうですが、
子供の試合はとくに
何が有るかわかりません。
だから、想定しておくことは重要です。
ということで、
もし、味方のゴールに入ってしまったら、
相手のコーナーキックで再開です。
おぼえておきましょう。
■6 スローインで相手ゴールに入れてしまったら?
これも、上記の味方ゴールに入れた場合と
似たような想定です。
これは、実際今年の高校サッカーで
起きました。
答えは、相手のゴールキックで再開です。
もし、スローインで、味方ゴールに
入れた場合は、相手のコーナーキックで再開です。
ほんと、ありえないような話があるのが
サッカーです。しっかりと、おぼえておきましょう。
その時がきて
あたふたしても、遅いのです!!
小学生のためのサッカー上達練習方法!
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