【サッカー】子供に教えたいサポートの動き・角度・距離とは? | 【子供サッカー.com】プレーを変えた先に上達がある

【サッカー】子供に教えたいサポートの動き・角度・距離とは?

【20】オフザボール

子供に教えたいサッカーサポートの動きのポイント

サッカーにおいてサポートは
重要です。
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なぜなら、サポートがないと
パスがつながらず、
味方が孤立してしまうからです。

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子どもたちはフレーズを
教えると実行できなくても、
重要な言葉として
おぼえることはまず
できるので、まずはフレーズとして
次の言葉をおぼえましょう。
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1.動き

2.角度

3.距離

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この3つをサポートの
重要な言葉として子どもたちにも
伝えましょう。

1.トップとしてのサポートの動き

今回は、まずJリーグの
浦和対鹿島の得点シーンにおける
トップのサポートの動きをみて
サッカーにおけるサポートの動きを
学んでみたいと思います。
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得点につながる場面なのですが、
この場面では、浦和(赤ユニ)
のミスパスからの
鹿島(白ユニ)のカウンターでした。
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カウンターのときこそ、
すばやく、相手の人数を把握し、
局面で数的有利を作ることが大切です。

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また、サポートって、
ボールを持っている味方に対して
動き出すことが重要です。
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動き出すことで、
パスのだし手に、
パスの出すタイミングを
つたえるのです。
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33番 金崎選手が開く

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まず、ひとりめの
サポートの動き出しとして、
いわゆるダイアゴナルランといわれる
斜めは走りを鹿島の
金崎選手が行います。
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こうした動きが、
ディフェンス陣の
連携をくずす一歩となります。
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2.サポートの角度

今回の場面では、
左奥のスペースで
ボールをもらうように、
走り出しています。
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直線的に、前にはしるのではなく、
斜めにはしるということ
ポイントです。
(ダイアゴナルランですね。)

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斜めに、外にひらくことで、
視野を確保し、
相手を視界に入れながら
ボールをうけることができるのです。

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次の図で、
赤い人がボールをもったときに、
A選手とB選手の動きを
想像してみましょう。
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サポートの動き出し

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よく子どもたちにはいいますが、
直線的に、ゴールにむかって
はしって、ボールをうけようと
すると、真後ろからボールが来ます。
(選手Aの動き方)

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ところが、斜めに、
走りながら、ボールをうけると、
斜め後ろから、
ボールが来ます。
(選手Bの動き方)

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どちらが、ボールを受けやすい
でしょうか?
そして、視野も確保
しやすいでしょうか?
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B選手ですよね。

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サポートするにあたり、
角度が重要で、
近くでボールをうけるときには、
逆も視界に入るように、
ボールをうけるということは
できるとおもいます。

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実は、こういった
速攻の場合でも同じなのです。

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視野の角度を意識しながら、
走る動きの角度を調整して、
走り出すのです。

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3.サポートの距離

今回、浦和からボールを
7番カイオ選手がキープし
ドリブルに入るとほぼ同時に、
うしろから、10番柴崎選手が
右のスペースにあがっていきます。
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よくみると、左のスペースに33番の
金崎選手が開いたことで、
浦和にディフェンスが
2枚左サイドに引きつけられて
右のスペースでは、
2対1の状況が生まれています。
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サッカー サポートの動き
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サポートって、
近くでボールを受けることだけではなく、
今回のように、
グランドを大きくみわたして、
あいたスペースに、
サポートの動きとして、
走り込むことが重要なのです。
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今回、
金崎選手は、カイオ選手の
近くの距離で、ボールを
うけることもできましたが、
攻守の切り替えをはやくして、
前のスペースで、
比較的距離が遠いところで、
うけるサポートの位置に動くことで、
早い攻撃をうみだし、
得点につなげました。
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近くの距離で
うけるだけがいいことではないのです。

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33番金崎選手が、
10番柴崎選手のあがりに
きづき、左サイドに開いたとも
考えられます。
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7番カイオ選手は、左サイドにひきつけられた
浦和のディフェンダーのポジションを確認し、
右サイドからの攻めを選択したのです。
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これが、連動したサポート
ともいえます。

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サポートには、
その動き、角度、距離を考えつつ、
誰かが動き出したら、それに連動して
動き出すということも頭にいれておくと
よいと思います。

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誰かが動けば、
相手DFは必ずポジショニングを
修正します。

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そこで、あらたな
スペースができるのです。

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あらためて、
シュート場面を動画でみてみましょう。
33秒付近からです。
(2つ目のゴールシーンです。)

 

サポートした選手へのパススピード

この最後の10番柴崎選手の
センタリング、
よくみると、
かなりボールスピードが早いです。
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このスピードでないと、
通らないパスであったと思いますが、
そのパスにおいつく
金崎選手のスピードがあってこその
パスであったとも読み取れます。

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サポートした選手に対して、
スピードの遅いパスは、
攻撃のスピードを緩めます。

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とくに、速攻の場合は、
味方選手にぶつけるつもりで、
パスをだすべきです。

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攻撃におけるサポートのまとめ

サッカーにおいて、
サイドの局面で、2対1をつくる
そう考えてサポートをすることが、
局面の打開につながります。
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速攻の場面で、
駆け上がりながらも、
2対1の状況をつくるには、
どのスペースに
どのような角度で?
そして、どのような距離で、
動いていけばよいか・・・

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そうしたことを
ひとりひとりが
考え出すと、チームとして、
1ランクアップした
いいチームになることと思います。

 

子どもたちに教えたいサポート

というわけで、
子どもたちのサッカーにおいては、
積極的にサポートをすることを
すすめたいものです。
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ただ、がむしゃらに、
【走れ~】といった、指導は
避けたいものです。
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子どもたちには、
いま、走っていたけど、
攻めていたサイドで、
2対1をつくれていたか?

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つくれていないのであれば、
他の選手はどうすべきだったか?

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そうしたことを
問いかけていくことが、
子どもたちのサポート能力の
成長につながると思います。
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子供たちは、ともすると、
ただ、走ってあがることが、よいと考えてしまいます。

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なので、子どもたちには、
しっかりと、サイドで2対1がつくれるように
サポートの動きをすることを伝えたいですね。

サポートの動き、距離、角度の見本動画

サポートの動きで、
距離と、角度がばっちりあうと、
得点につながります。
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最後に、今度は、
鹿島対マリノスの試合ですが、
良い見本ともいえる、
マリノス中町選手の
3点目を見てみましょう。
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1分40秒付近からです。
(次の動画のはじまった
直後の、得点シーンです。)
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いいタイミングで、
いい距離感で、
あいたスペースに
いい角度でボールをもらいます。
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シュート

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