「同時に2つ以上の反則を犯したら?」 4級審判員の方に!③|子供サッカー.com | 【子供サッカー.com】プレーを変えた先に上達がある

「同時に2つ以上の反則を犯したら?」 4級審判員の方に!③|子供サッカー.com

【26】サッカー 審判

2017年 4級審判員の方に!改正点他確認③|子供サッカー.comサッカーの審判ですが、
2017年度、サッカーの競技規則がけっこう変わりました。

この、子供サッカー.comでは、
お父さんたちが、けっこう審判のコツの記事をよむことが
あるので、今回、変更点をとくにとりあげて、
審判のコツとして、まとめたいとおもいます。
今回はその3回目

■同時に2つ以上の反則がおきたら?

同時に反則が2つ以上おきたときは、
どうなるのでしょうか?

こんなことは想定しなくてもよいとおもってしまいますが、
たとえば、子供だったら、相手とぶつかって、
ケンカ気味になったら、ハンドしてボールをつかみ、
相手にボールをぶつける。。。なんてことがあるかもしれません。

こんなときは、ハンド以上に、
その反スポーツ的行為を犯したことのほうが重く、
ハンドにあたえるフリーキックだけというよりは、
反スポーツ的行為として、警告をあたえて、フリーキックでしょう。

⇒2016/17規則 P46 5条 懲戒処置

■試合開始前に、フィールドの点検にはいっているときに、反スポーツ的行為をした選手がいたら?

これは、いつから、
主審が、選手たちに対して、懲戒処置を行えるか
という問題です。

これは、競技規則によれば、
『主審は、試合前のフィールド点検のためにフィールドに入ったときから
試合終了後に、フィールドを離れるまで、懲戒処置を行使する権限をもつ』
のです。

ですから、試合まえに、
競技者が退場となるような反則を犯していれば、
その競技者を試合に参加させない権限をもつのです。

また、こうしたことは、
主審がみていなくても、他の審判員の助言によって行動することが
できると、明記されています
ので、
試合まえでも、フィールのの点検に入ったときから、
競技者の動向にも注意をしておくことが重要です。

まぁ、めったに無いことだとはおもいますが。。。。

■直接フリーキック7つは?

初歩的な質問ですが、
わたしは、審判をやるまえにこの直接フリーキックの内容と、
間接フリーキックの内容は、かならず確認します。

最近忘れやすいこともあるのですが、^^
やはり、自信を持って笛を吹くには、直前のこうした
基本知識の確認も重要です。

直前にみなおしておくと、いがいに、
はっきり物を言えるものです。
・・・なので、今回は、直接フリーキックの復習もします。

☆まず、大きくは、7つあります。

競技者が、次の反則のいずれかを
不用意に、無謀に、または、過剰な力で犯したと
主審が判断した場合直接フリーキックとなります。

1.チャージする。

2.とびかかる(ジャンピングアット)

3.ける、またはけろうとする(キッキング)

4.押す(プッシング)

5.打つ、または、打とうとする。(頭突きを含む)(ストライキング)

6.タックルする、または挑む

7.つまずかせる、または、つまずかせようとする(トリッピング)

ちなみに、
ゴールキックなどで、下記のような競り合いの場面が
数多くありますが、前後の状況をよくみておかないと、
ジャンピングアットにもなりますし、
ジャンピングアット

トリッピングにもなりえます。
トリッピング

とても難しい判断だとはおもいますが、
冷静に、前後、とくに、競り合いの前をよくみておけば、
判断がつくとおもいます。

よく見ておきましょう。

☆次の4つの場合は、やっただけで、直接フリーキックが与えられます。
上記の7つとの違いは、上記の7つは、おこなった力の強さが判断にはいるということです。


審判からみて上記の反則は、
不用意に、無謀に、または、過剰な力で犯した
と判断されたときに、反則とされるのです。

しかし、下記の4つは、
行っただけで反則となります。

8.ボールを意図的にてまたは腕で扱う
(キーパーがペナルティエリア内にあるボールを扱う場合は除く)

9.相手競技者を押さえる

10.身体的接触によって相手競技者を妨げる

11.相手競技者につばを吐く

下記の場合は、完全にハンドですね^^サッカー ハンド

■まとめ

審判として、やはり、
具体的に今回示した直接フリーキックになる事例は
言葉としてもしっかり暗記しておきたい。

なぜなら、競技者に対して、
はっきりと、
『相手を押さえた』・・とか、
『相手をつまずかせた』・・・などと、
言葉でしっかりと、表現することが、
競技者も納得することが多いからであります。

なんとなく、
雰囲気で、反則!
とっていていは、
いざという時に、困ります。

良い機会なので、しっかり名前も含めて暗記しておきましょう。

また、今回でてきた、

『不用意に、無謀に、または、過剰な力で・・・』

というフレーズもしっかりおぼえておきましょう。

きっと、審判するときの
判断のキーワードとなるとおもいます。

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  1. 基本のテクニック1:インサイド・アウトサイドの連続(クーバーコーチング)
  2. 基本のテクニック2:アウトサイドでの切り返し(クーバーコーチング)
  3. 基本のテクニック3:インサイド・インサイド⇒アウトサイド・アウトサイド(クーバーコーチング)

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